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安倍政権のメディア介入は政府批判封じだけではない 〔天木直人〕

     

安倍首相_ももいろクローバ

Photo by : 2015年4月18日 毎日新聞 「<桜を見る会>上機嫌にポーズ 主催の安倍首相」 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150418-00000020-mai-pol]

 安倍政権のメディアに対する政府批判を封じばかりが騒がれているが、見逃してはならないのは、メディアに対する安倍政権の宣伝圧力も忘れてはいけない。

 その好例が安倍首相が「桜を見る会」を主催したという報道である。

 昨日のテレビや今朝の大手新聞がすべて報じている。

 それほどの価値があることなのか。

 あきらかな宣伝報道である。

 報じないメディアは、次からは官邸から情報をもらえないのだろう。

 もっともこんな報道でも価値はある。

 そこに招待されている顔ぶれを見れば誰が安倍シンパであるかが一目瞭然だ。

 爆笑問題の太田光が安倍首相の隣ではしゃいでいる。

 彼の政権批判は所詮はお笑いのネタでしかなかったというわけだ。

 笑ってしまうのは読売新聞の安倍首相がハーバード大学で講演するという記事である。

 すなわち安倍首相は訪米中の4月27日にハーバード大学で日本の首相としてはじめて講演をするという。

 そうしたら参加希望者が募集開始からわずか2日間で定員の500人を大幅に上回る1800人超に達したというのだ。

 これを首相周辺は「海外でも幅広い層に首相の政策が注目されている証拠」だとみていると読売新聞は報じている。

 もっとも、この記事は読売新聞しか報じていない。

 だからから宣伝しろという圧力がかかった記事ではない。

 読売だけに流した提灯記事だ。

 安倍政権のメディア介入の問題は、単に政治批判をするなという圧力の問題だけではない。

 見え透いた宣伝をメディアを使って流すところだ。
 
 安倍政権になってからの提灯は多すぎる。

 誰も褒めてくれないから御用新聞に褒めさせるしかないということだ。

 これもまた立派なメディアへの介入である(了)

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