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共産党の選挙協力提案を「罠」だと書いた佐藤優 〔天木直人〕

     

佐藤優_宮崎学 野党の選挙協力が盛り上がっているのは、共産党が打倒安倍政権のために一人区で候補者を立てないという決断をしたからだ。

 ところが、この共産党の選挙協力提案を、「罠」だという言葉を使って、切って捨てた言論人がいる。

 それが佐藤優だ。

 発売中の週刊アサヒ芸能(3月31日号)「ニッポン有事」という連載コラムで書いている。

 安倍首相は3月13日の自民党大会で「民共の勢力との戦いに負けるわけにはいかない」と強調した。

 これは正しい認識だと言った後で、佐藤優はこう続ける。

 少しでも多くの票を獲得できればいいという計算から、共産党にフラフラと引き寄せられている岡田民主党執行部の考えは間違っていると。

 なぜ間違っているのか。

 それは共産党に対して忌避反応を示すのは、保守系だけでなく、唯我独尊的な共産党のスターリン主義を嫌う左派や、リベラル派にも少なからずいるからだと。

 つまり共産党と組めば票が減る、という民主党内部の意見を援護射撃して、民主党をかく乱しているのだ。

 そしてこう締めくくっている。

  岡田代表が、参院選直前に低所得者の高齢者に3万円を配るような恥も外聞もない政権に負けるわけにはいかないと、安倍政権に反論した事を引用し、「低所得 者の高齢者に3万円を配る政策がなぜ非難されなければならないのだろう。筆者には岡田代表の理屈がさっぱりわからない」と。

 ここまであからさまな岡田民主党批判、安倍政権擁護もめずらしい。

 なぜ佐藤優はここまで安倍首相が喜びそうな事を書いたのか。

 選挙が近づいているからだ。

 そして彼が反共だからだ。

 しかし、それだけではない。

 反共である創価学会・公明党のお抱え評論家になってしまったからだ。

 鈴木宗男の朋友だからだ。

 なによりも、常に権力の近くに立とうとするからだ。

 こういう言論人が、右翼からも左翼からも、もてはやされているのが日本の現実である。

 笑いが止まらないに違いない(了)

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