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飲酒制限までもあっさり緩和した在日米軍と沈黙する日本 〔天木直人〕

     

ニコルソン中将 私は6月7日のメルマガ第451号で書いた。
 日米地位協定の見直しが困難なら、せめて在日米兵の日本における行動規制の強化徹底を米国に要求したらどうかと。
 そうすれば、いやになって米兵を辞めるものが続出する、そうなれば米軍はいやでも日本から出て行かざるを得なくなる、と。
 米国は、それを知っているからこそ、在日米兵の行動規制についても、決して本気で取り組まないのだ。
 事件、事故が起きるたびに、再発防止の努力をする振りをして在日米兵の行動を規制するが、やがて規制を解除することになると。
 その通りとなった。
 6月5日に横須賀で起きた米兵による酒酔い運転事故で飲酒の全面禁止と外出制限を命じた在日海軍司令部は、わずか数日後の6月10日、外出制限措置を解除した。
 それを知った私は6月13日のメルマガ第465号で書いた。
 見ているがいい。外出制限解除のつぎは飲酒禁止解除であると。
 そして私はきょう6月18日の産経新聞の記事を読んで笑ってしまった。
 またもやその通りになったのだ。
 その記事は、一段の見逃しそうな小さな記事だったが、こう書かれている。 

 在日米海軍は17日、日本に駐留する全海軍軍人を対象に実施していた飲酒制限を緩和し、自宅と午後10時までの基地内施設での飲酒を許可すると発表したと。
 第7艦隊司令官は、「節度を持って飲酒できることが実証されれば、さらなる段階的な緩和措置を取る」と語ったと。

 つまり飲酒禁止もやがて全面解除するということだ。
 日本は米国に完全になめられている。
 そして、こんな重要な解除が公表されたと言うのに、それを報じるメディアは産経新聞だけだ。
 しかも見落とすような小さな記事でしか報じない。
 メディアもまた、どうしようもないほどの対米従属であるということだ(了)

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